別に不都合ではないんだけどさ笑
俺はRICE28が好きだ。
グラフィックは好きじゃないけど笑
初めて買ったのはRT9。
RT9は初国産ボードなんだけど、乗ったとき衝撃を受けた。
それでいてダブルキャンバーに乗りたくて丁度売ってたFNTCのCATを買ったんだけど、まぁこれがクソ滑らないソールだった。
宣伝は上手いよね、よくわからんけど他のFNTCの板と同じくらい走るんでしょ?
てことはその板も走らねーじゃんw
個人的にはFNTCは二度と買わない。
クソ安かったら捨て板として買う。
で、これを1ヶ月も使わずに売ったら買った値段位で売れたw
オークションを見たらちょうどRICE28のChicken 152 がUNIONのFLIGHTとセットで30,000円であったので買ったんだけどまあこれがめっちゃいい!!!
ソールが走る!!
FNTC CATのクソソールとは大違い!!!
んで、シーズンが終わってチューンナップに出した。
それを取りに行ったら
「結構ソールを削りました。」
って言われた。
まぁ痛んでたからね。
お気に入りだから次のシーズンも使った。
そのシーズンではカービング切りまくったからエッジ付近のソールが毛羽だって個人では取れなくなったからシーズン終わりにまたお店に出すことに。
チューニングに出している間にウォッチしてた20-21モデルのChickenが値下がりしまくって30,000円になってたので交渉してソールカバー付きで27,000円になったので即買い笑
20-21
RICE28 SNOWBOARDS ライス28 スノーボード
chicken チキン メンズ
初心者から上級者まで満足のいくスペックを兼ね備えたダブルキャンバーモデル。
バタつきの少ないやや硬めの設定がダブルキャンバーの弱点をカバー。
片足にそれぞれ独立したスノーボードを履いているかのような操作性はキャンバーにはないトリッキーな動きが可能です。
[Size] 150cm / 152cm / 154cm
【DEDICATED TECHNOLOGY】
■OUT LINE(ボード形状):TWIN(ツインチップ)
前後の長さが同じになっている。
滑りだけでなくスピンやトリックなど汎用性も高い。
■BOTTOM(ソール形状):LOW WING DOUBLE CAMBER(ダブルキャンバー)
片足操作での取り回しやすさを強化した形状。
足下に配置したそれぞれのキャンバーがグラトリやジブでの安定感をサポート。
さらにセンターはV字になっているため楽に板を上げる事ができる。
■CORE(芯材):SUPER LIGHT CORE(スーパーライトコア)
スノーボードの心臓部とも言える芯材です。
癖のない滑り心地を実現するためにとても軽く、フレックスバランスの精密な調節がしやすい物を使用しています。
■SOLE(滑走面):NATURAL SINTERED SOLE(ナチュラルシンタードソール)
ワックスの浸透性に優れ、シンタードの中でも優れた滑走性をもっています。
クリアカラーなので色鮮やかなソールグラフィックを表現する事が可能。
■EDGE(エッジタイプ):STAINLESS EDGE(ステンレスエッジ)
錆びにくいステンレス素材のエッジ。
錆びを防ぐ事で滑走時の抵抗軽減や、メンテナンスしやすいエッジです。
■BEVEL(エッジグリップ):NATURAL BEVEL(ナチュラルビベル)
滑走時、エッジによる無駄な摩擦や引っ掛かりを軽減し、癖のない滑走性を実現。
直滑降の摩擦軽減や、斜滑降でのグリップの使い分けを幅広い雪質でストレスなく行えます。
■CENTER TORSION(スタンス間ねじれ):MEDIUM(ミディアムトーション)
高速ライディングでの安定感を維持しつつ取り回しやすさを損なわない絶妙なねじれを生み出します。
ねじれが戻ろうとする力を利用した滑り方に最適なフレックスです。
板のサイズはまた152㎝。
で、チューンナップに出していたChickenが終わったという連絡が来たので取りに行くついでに新しく買った方もチューンナップに出すことに。
お店についてオーナーが一言
「この板、、、うーん、いいソールではないね。」
良くないってのは・・・?w
「すごく柔らかかったからシンタードじゃない気がする。」
えッッ
嘘、国産の板って全部シンタードじゃないの・・・?
まぁとりあえず新しく買った方の板を渡す。
「あー、こっちの方が良さげかな?」
なんとマジか!!
帰宅後、ネットで調べる。
14-15 RICE28 Chicken |
ナチュラルマーブルソール!?
柔らかめのベースでありながら、摩擦力を高め、細かい粒子により作られた優れた滑走性能を持つ。しなやかフレックスに対して有利な素材
なんとこれ、エクストルーデッド(エクストルード)なのである。
きゃー、国産のこんな高い板でエクストルーデッドってww
新しく買った方はシンタードだからいいけど・・・
しかしFNTCのCATは国産のエクストルーデッドに勝てなかったって事かw
まぁ古いChickenはもうお役御免で売るからいいんだけどさ。
で、新しいChickenのチューンナップが終わったって事で取りに行ったら
「うーーーん、このソールもあんまりいいソールではないかも。他の国産の板と比べると柔らかいね」
え・・・(;^ω^)
メーカーカタログではシンタード表記してあると伝えると
「シンタードも種類があるから一番下のやつかもしれないなあ・・・、このメーカーの板全般がそうなのかは分からないけど、まあいいシンタードではないかな。」
この方はオリンピック選手の板もチューニングされている方である。
そして当然のように国産の板も沢山チューニングしている。
ChickenのソールはISO7500らしいけど、他の国産に比べて柔らかいということはそういうことなのだろう・・・
オリンピック選手の足元を支えている方の言葉は重い。
家に持ち帰って新旧のChickenを並べて気が付いた
キックの高さが違う!!!
←が20-21、→が14-15 |
キックの高さが結構違うのである。
20-21モデルの方が低い。
これはパウダーでの浮きに影響しそう。
まさか最初からへたってるわけではないよね笑
板の固さ的に20-21の方が柔らかいからそれの影響・・・?んなわけないよな・・・
なんだろう、メーカーのカタログ見てもそういう事書いてないし・・・
そして時は流れ(チューニングに出したのは夏)
シーズン間近になったのでチューニングに出した板にワックス塗ろうかとシュリンクから取り出した。
ソールを見てなんとなくコンベックスの量を計ってみたら・・・
コンベックスじゃない!!
エッジに綺麗に1°入ってる感じがするぜ() |
なんど定規を当てても全然コンベックスではない。
え、まって、OGASAKA工場生産の板って全部コンベックスが入ってるんじゃないの?
まさか板のサンディングでまっ平にしてくれた・・・?
いや、それはあり得ない。
ChickenとRT9とscooterの板をチューニングに出して戻ってきた時はちゃんとコンベックスだった。
恐る恐るカタログを確認すると・・・
Chickenの所にコンベックスの表記が無い。
っていうかそもそもマテリアルの項目にコンベックスの表記がない!!
20-21のカタログからコンベックスの表記がマテリアルから消えているのである。
PDFでCtrl+Fで検索しても引っかからない。
19-20のカタログにはコンベックスの表記は確かにある。
なのにわざわざ外すということはそういうこと・・・?
確かに上にある画像の各年代のChickenを見ると、
14-15はCONVEX0.3の表記があるが、20-21はコンベックスの気配もない。
きゃーーーーーーー
古いChickenはもう手元にない。
コンベックス+Wキャンバーのあの感覚はもう味わえない。
え、まって、じゃあもっとビベル入れないと前みたいな乗り味にならないじゃん・・・
と、いうことで俺にとって不都合な真実というか、俺の勘違いはこれら
1. 国産の板は全部シンタードだと思っていた。
だが実際はエクストルーデッドもあった。
そしてカタログ上はシンタード7500の表記があるが、実際は柔らかいソールでもしかしたら…という可能性が示唆された。
これは感覚的なものだが、生業にしている職人がそう言っているのである。
カタログと実際の感覚、どちらを信じるか。
2. OGASAKA製のボード(というか国産の板)は全てコンベックスだと思っていた。
だが実際はフラットもある。
今までカタログ上でコンベックスの表記があったのに、表記が無くなった。
実際、表記のあった時の板はコンベックスであり(14-15モデルのRT9、Chickenで確認済み)、表記のない板はフラットだった。(20-21モデルのChickenで確認済み)
まぁ好きだから使うけどね💙