最近燃費が悪いから対策してその結果とかいろいろ

2021年12月14日火曜日

ekスペース MRワゴン

t f B! P L

ほんと燃費が悪い。


外気温が下がって吸気温度と暖機終了までの時間が長いから多くの燃料を吹くことになる。

ってなわけで吸気温度をあげて暖機完了を早く終わらせるためにグリル塞ぎをした。

 

MRワゴンでのグリル塞ぎ

ekスペースでのグリル塞ぎ

 

MRワゴン(MF22S)のグリルを塞いだ



ちなみにMRワゴンはフロントバンパーのラジエター開閉部上2列をさらに塞いだ。


その結果としては、暖機完了までの時間は変わらない笑

けど、吸気温度と最大エンジン水温には変化があった。

エンジンルームが保温されるからか、信号待ちの度に吸気温度とエンジン水温が上昇。

距離にもよるが、通勤では吸気温度は外気温+6℃まで上がった。

エンジン水温も86℃~92℃を行き来するようになった。

これは結構効果があり、この状態だと夏場みたいな瞬間燃費をたたきだす。

60㎞/hで走行中の瞬間燃費は18~19㎞/ℓだったのに対して、22~24㎞/ℓをたたきだす。

冬場はだいたい2割燃費が悪くなっていたからめっちゃその通りになった。

これはいいぞ!

とりあえずハードの改善はこれくらいでいいかな。


次は走行方法で燃費改善出来ないか調べる。

まぁこれは冬場に限らず夏場でも使える方法だけど。

発進時、アクセルは割と踏んで早めに加速し、早く定速走行に移った方が燃費がいい、という情報を見た。

今までの俺はふんわりアクセルだったから試しにやってみたが、走行燃費を確認すると悪くなってる。

調べたら面白い論文が。


ふんわりアクセル「eスタート」(発進時) ふんわりアクセル「eスタート」では、普通の発進より少し緩やかに 発進する(最初の5秒で時速20キロが目安=ふんわりアクセルe-スター ト)だけで 11%程度燃費(km/L)が改善し、やさしいアクセル操作は安全 運転にもつながる。 また、実際に発進の仕方による燃料消費量(cc/km)について、車が止ま った状態から、発進の仕方を変えて、200mの直線を40km/hで走行した場 合の燃料消費量を比べたところ、「ふんわりアクセルeスタート」で約 9%の燃料の節約が図れることが分かるとされている

https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/max-speed/k_3/pdf/s9-1.pdf

 


おお、俺がやってた事は正しかったんや!

てなわけで発進は今まで通りに戻そう。

あと、この論文の初めには面白い記述が。


 自動車の走行速度等と自動車の燃費との関係

 (1)自動車の平均車速と燃費との関係 自動車(2000cc 自動変速付きガソリン乗用車)が平均車速 40km/h で走行 した場合の燃費を 100 としたときの各平均車速の燃費を指数で示すと図1 のとおりとされている※1。 平均車速が 70km/h のときに燃費指数は 120 と最も燃費がよく、それより も速度が高くなり、又は低くなるにしたがって燃費は悪化する。また、図 1から、平均車速が 10km/h(おおむね混雑した市街地での走行に相当する 速度)から 20km/h に向上すると、実走行燃費が 60%近くも向上するとされ ている※1。他方、平均車速を 110km/h から 90km/h に引き下げると、燃料消 費がおよそ 23%減少できるほか、運転スタイルも燃料消費に大きな影響を与 えており、攻撃的な運転スタイルは通常、燃料消費が約 30%増大するとされ ている


今まで80㎞/hが燃費がいいと思っていたが、実際は70㎞/hが燃費がいいのか!

別の論文にはこの記述


高速車の燃費に及ぼす自然風(向い風と追い風)の影響研究

これより下記のことが分かった。

1)従来,低速車と同様に高速車になっても風影響は小さいと考えられてきたが、風が強くなると、向い風です。は燃費は悪化し、追い風では燃費は良くなり,風影響は結構大きい。

2) 小型車の場合は,向い風 U=5 m/sでは、燃費悪化は10%~30%で, U=10m/sでは30%~60%である。

3) 大型車の場合は、向い風U=5 m/sでは,燃費悪化は約20%で,U=10m/sでは約40%である。ほぼ小型車と同様の傾向にある。


風の影響は強いということだ。

ということはやはりスリップストリームは効果的なのが分かる。

そこでこれも調べると


ドラフティングで高速走行の燃費を本当に改善できるのか、空力解析してみた

車の圧力分布が「車のみ」と「車間距離5フィート(1.524m)」では大きく異なることが分かります。車両の前面に赤で表示されている高圧ゾーンも大幅に小さくなっています。一方、「車のみ」と「車間距離333フィート(101.498m)」の結果は非常によく似ています。これは、車がトラックの影響を受けないほど十分に離れていることを示しています。


5フィート(1.524m)と333フィート(101.498m)の間のいくつかの距離を評価し、抗力と距離との関係を示すグラフを作成しました。抗力に対する追従距離の影響がよく分かりますが、その関係は線形ではないということも確認できます。

https://blog.altairjp.co.jp/digitaldebunking-draft/

 


図もある。

120㎞/hで走行しているトラックの後ろの空気抵抗がどんなか調べたっていうやつ。

100mだとそんなに効果がないって結果になってる。

むかーーし調べたことがあるんだけど、とある人のサイトで、80㎞/h走行時、トラックから100m離れていてもラジエターの羽根が回っていなかったっていう人のサイトがあったのに見つからねえ・・・

その人はエンジンルームにカメラを仕込んでラジエターの羽根の様子を調べて空気抵抗があるかどうか調べていた。

羽根が回っていれば空気抵抗がある、止まっていれば空気抵抗は少ない。

それで100m離れていても羽根は回っていなかったから回るほどの風は入ってこないっていうのを見たのになあ。



そしてルーフボックスの有り無しによる空気抵抗や燃費の影響も調べた。

究極のエコドライブ、というサイト

http://jiko0.com/ecodrive.html

こちらに記載されている内容によると、


JAF 2005年 10月号より

条件 43km/h 80km/h 100km/h

A車 搭載物なし 17.8km/l 20.0km/l 16.4km/l

B車 キャリアのみ 17.7km/l 19.4km/l 15.0km/l

C車 キャリアとルーフボックス 17.6km/l 19.4km/l 15.9km/l

D車 キャリアと自転車2台 16.8km/l 17.7km/l 14.0km/l



なんと、ルーフボックスの有無ではそこまで燃費に差が出ないという。

なんなら100㎞/h、キャリアのみよりキャリアにルーフボックス乗っけた方が燃費が良いっていう笑 



と、いうわけで個人的な燃費向上運転は

5秒で20㎞/hくらいのふんわりアクセル

高速道路ではまったり70㎞/h走行

同じ速度のトラックが居たら後ろを走る


これで最強!

ちなみにルーフボックスは横風の影響を受けてふらふらしたりするのが怖いから必要な時にしか付けないことにした。

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